日本で観られる映画の第2弾は「ハッピーエンド」です。DVDが確か先月レンタル開始になってますね。
ハッピーエンド
1999年作品
監督:チョン・ジウ
出演:チェ・ミンシク、チョン・ドヨン、チュ・ジンモ
【ストーリー】長年勤めた銀行をリストラされたミンギ(チェミンシク)は求職活動のかたわら、生後5ヶ月の娘の面倒をみたり、古本屋で小説を読んだりするフツーの男。収入は子供向けの英語スクールを経営する妻ボラ(チョンドヨン)に頼っている。ボラは学生時代の恋人イルボム(チュジンモ)に偶然再会して再び愛し合うようになっていた。ほどなくミンギはボラの不倫に気づく。ボラとイルボムが密会している間に娘の容態が悪くなり病院に駆け込むミンギ。ミンギの怒りは頂点に達する。さて、この3人にハッピーエンドは訪れるのか?
【感想】まず度肝を抜かれるのは冒頭のチョンドヨンとチュジンモの濃厚なベッドシーン。すごい!すごすぎる!一糸まとわぬ姿でよがり声(それもチョンドヨンのあのハイトーンで転がるような声でです)を上げるのは、見ているこっちが恥ずかしくなってしまいます。もう、チョンドヨンあっぱれです。チェミンシクが娘の世話に幸せを感じ、小説を読みながら思わず涙を流すような心やさししい(そしてちょっとなさけない)小市民の役を演じています。が、そこはチェミンシク。このまま終わらないのは明白です。ショッキングなラストまで一気に観てしまいました。軽いラブコメばかりを見ていたので、頭をガーンと殴られた感じでした。実力派2人の演技をとくとご覧あれ!
【なあご的おすすめ度】 ★★★☆
【おまけ】この映画、私は香港版DVD(英語字幕)で見たんですけど、中国語のタイトルが「快楽到死」。これじゃあ、結末がばれちゃうじゃん!