ほぼ1週間、ブログの更新はおろか、コメントへの返事もできなくて、ごめんなさい。仕事が“超”忙しく、まともにお昼を食べる時間もないくらいでした。
そのツケが来て、目の下にクマはできるわ、お肌は荒れるわ、風邪をひくわで、週末は完全にグロッキー状態でした。
そんな体調不良をおして、昨日は横浜まで行ってきました。横浜学生映画祭で韓国映画アカデミー(KAFA)の卒業制作作品が上映されたからです。
2002年のぴあフィルムフェスティバルで上映された作品のうち、今回、5作品が上映されました。その中にはすごーく観たかったポンジュノ監督の「支離滅裂」もあったんです。上映の前にはKAFAの院長のパクキヨン監督(「モーテルカクタス」「らくだ(たち)」)と監督学科長のキムウィソク監督(「北京飯店」「清風明月」)の挨拶もありました。なんて豪華な。
上映された5作品は以下の通り。
「クー氏のカメラ」
イムサンス監督
(「ディナーの後で」「浮気な家族」「その時その人々」)
「コチョルのために」
ホジノ監督
(「8月のクリスマス」「春の日は過ぎ行く」「4月の雪」)
「支離滅裂」
ポンジュノ監督
(「ほえる犬はかまない」「殺人の追憶」「グエムル」)
「愛してもいいですか」(原題:1号線)
イハ監督
(「女教授の隠密な魅力」)
「ウサギとクマ」
キムヒョンジュン監督
すでに世に出た監督の若い時の作品を観るのはたのしいですね。全体的に学生の卒業制作らしく荒削りで、冗長な部分もありますが、彼らの才能のほとばしりが感じられました。
この5本の中で特に私が気に入ったのが「支離滅裂」と「コチョルのために」でした。
ぴあフィルムフェスティバルで上映されたこれらの作品は1作品15万円でレンタルできたので、地方自治体かどこかが借りて上映してくれないかなぁと思っていたのですが、今回、その一部が観られて感激でした。
風邪薬のせいで、上映中は睡魔と闘うのが大変でしたが(笑)。