イマドキの韓国映画を一緒に楽しみましょう!
by なあご
【なあご的おすすめ度】
★:駄作。観る必要なし
★★:フツーにおすすめ
★★★:かなりおすすめ
★★★★:絶対見逃すな!
★★★★★:別格です
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私の職業病
私は薬剤師です。市販の薬を手にすると、成分などをじっくり読まずにはいられません。同じ薬剤師の友人に「それ、職業病よ」と言われました。
この“職業病”が韓国映画を鑑賞していても頭をもたげることがあります。映画の医学・科学監修が気になるのです。
たとえば血。血は体外に出るとすぐに黒くなるし、凝固します。だから数時間以上経った血痕は黒くなければなりません。血液は液状ではなくゼリー状です。「カル」は“ハードゴア(ゴアは血糊の意味で、ハードゴアは血が飛び散るシーンが多くあるホラーやスリラー作品)”に分類される作品ですが、私にはあのエレベーターの中でのグロいシーンでさえリアリティを感じられず、怖くありませんでした。
「拍手する時に去れ」では薬物が気になりました。だって青酸カリで死んだのなら死体を一目見ればわかるし、バルビツールなら薬包紙で包めないほどの量を飲まなければならなかったはずです。あの細部までこだわっている「怪物(グエムル)」でさえ、採血する針が太すぎる、伝染病の患者でディスポ(使い捨て)を使ってないのはおかしい、と私は引っかかってしまうのです。
クァク・キョンテク監督は医学部で学んだことがあるだけあって、「ドクターK」にしても「タイフーン」にしても医学的な描写にはそれなりのリアリティがありました。でもほとんどの韓国映画は医学監修がきちんとしてません。アメリカのドラマ「ER」や日本の「救急救命病棟」あたりはかなりちゃんとしてるんですけどね。
韓国では秋から冬にかけて医学ドラマが目白押しとか。今撮影の真っ最中のキムミョンミン、ユジュンサン、キムテウらが出演する映画「千の下」も医学スリラーですよね。同じく今撮影中で、ハンソッキュの久々のメロとして話題の「愛する時、話すること」で彼は薬剤師を演じます(↓の写真)。
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これらの作品で、医学シーンにどれだけリアリティが出てるか、突っ込むのが楽しみです。
でもこんなところが気になるのって、私だけかしら?
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by nakaenoguchi | 2006-09-30 22:52 | 韓国映画に関係ない話題&伝言板
東京国際映画祭
今日は東京国際映画祭のチケット一般発売の日でした。
発売時刻の10時にチケットぴあ店頭に並んだり、PCの前に陣取った方も多かったでしょう。
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私はプレリザーブで外れた「王の男」のチケ取りにトライしましたが、開始5分で繋がったものの、すでに販売予定枚数終了でした。
コリアンシネマウイークの5回券が一般発売で難なく手に入ったので甘くみていたら、いやはや“韓流熱が冷めてきた”と言われるのが信じられないくらいの熾烈なチケット争奪戦でした。カムウソンもチョンジニョンも来ないのに、12月に一般公開されるのに、この人気は何なの?

みなさんはいかがでしたか?
希望の作品は取れましたか?
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by nakaenoguchi | 2006-09-30 13:57 | 韓国映画の話題
韓国映画リビュー その169 「支離滅裂」
b0038222_23121679.jpgということで、リビューの169本目はやっと観られたポンジュノ監督の韓国映画アカデミーの卒業制作作品「支離滅裂」です。

支離滅裂
1994年作品
監督:ポン・ジュノ
出演:ユ・ヨンス、ユン・イルジュ、キム・レハ

【ストーリー】
エピソード1:大学で社会心理学を教える男は、真面目で威厳ある風貌とは裏腹にポルノ雑誌を愛読し、生徒の若い女を見ては妄想を膨らましている。講義中、資料を忘れてその女生徒に取りに行かせるが、同じ机の上にポルノ雑誌も置いてあったことに気が付きあせって彼女を追いかける(↑の写真)。
エピソード2:ベテラン記者の男は朝のジョギング中に他人の家に配達された牛乳を盗み飲むのが日課。そこにやってきた新聞配達の男にも牛乳を勧めその場を立ち去るが、新聞配達人は家人に見つかり新聞購読を断られる。腹を立てた新聞配達人はそのジョギング親父を見つけて追いかける。
エピソード3:酔っ払って深夜に見知らぬ街に来てしまった男は、急に便意を催してトイレを探すが見つからず、道端で用を足そうとする。ビルの管理人に見つかった彼は管理人に地下室でしてこいと言われる。

【感想】この3つのエピソードがエピローグで集約されます。そのオチがなんともポンジュノらしく、風刺が効いてます(観てない方のためにネタバレは避けます)。そしてそれを演じる役者がまたいいんですよ。社会心理学教授を演じたのはユヨンス(写真↑)。「グエムル」で家族に賄賂を要求するいやらしい小役人を印象的に演じてた彼です。ジョギング親父はユンイルジュ。数々の映画に出演している大ベテラン。そして酔っ払って野○○しようとする男はその後ポンジュノ作品常連になるキムレハです(関係ないけど、結婚おめでとう!)。「ほえ犬」に出てくる地下室まで出てきて笑えました。もちろん学生の卒業制作作品ですから、荒削りで無駄に長いと感じるシーンもあります。でもそのストーリー構成は彼がタダモノではないことを示しています。ポンジュノファン必見です。

【なあご的おすすめ度】 ★★★
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by nakaenoguchi | 2006-09-24 23:12 | 169.支離滅裂
グロッキー
ほぼ1週間、ブログの更新はおろか、コメントへの返事もできなくて、ごめんなさい。仕事が“超”忙しく、まともにお昼を食べる時間もないくらいでした。
そのツケが来て、目の下にクマはできるわ、お肌は荒れるわ、風邪をひくわで、週末は完全にグロッキー状態でした。
そんな体調不良をおして、昨日は横浜まで行ってきました。横浜学生映画祭で韓国映画アカデミー(KAFA)の卒業制作作品が上映されたからです。
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2002年のぴあフィルムフェスティバルで上映された作品のうち、今回、5作品が上映されました。その中にはすごーく観たかったポンジュノ監督の「支離滅裂」もあったんです。上映の前にはKAFAの院長のパクキヨン監督(「モーテルカクタス」「らくだ(たち)」)と監督学科長のキムウィソク監督(「北京飯店」「清風明月」)の挨拶もありました。なんて豪華な。

上映された5作品は以下の通り。

「クー氏のカメラ」 
イムサンス監督 
(「ディナーの後で」「浮気な家族」「その時その人々」)

「コチョルのために」
ホジノ監督 
(「8月のクリスマス」「春の日は過ぎ行く」「4月の雪」)

「支離滅裂」
ポンジュノ監督 
(「ほえる犬はかまない」「殺人の追憶」「グエムル」)

「愛してもいいですか」(原題:1号線)
イハ監督
(「女教授の隠密な魅力」)

「ウサギとクマ」
キムヒョンジュン監督

すでに世に出た監督の若い時の作品を観るのはたのしいですね。全体的に学生の卒業制作らしく荒削りで、冗長な部分もありますが、彼らの才能のほとばしりが感じられました。
この5本の中で特に私が気に入ったのが「支離滅裂」と「コチョルのために」でした。

ぴあフィルムフェスティバルで上映されたこれらの作品は1作品15万円でレンタルできたので、地方自治体かどこかが借りて上映してくれないかなぁと思っていたのですが、今回、その一部が観られて感激でした。
風邪薬のせいで、上映中は睡魔と闘うのが大変でしたが(笑)。
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by nakaenoguchi | 2006-09-24 18:31 | 韓国映画の話題
韓国映画リビュー その168 「天軍」
b0038222_0222565.jpgリビューの168本目は9月23日より公開される「天軍」です。試写会で一足早く観てきました。

天軍
2005年作品
監督:ミン・ジュンギ
出演:パク・チュンフン、ファン・ジョンミン、
    キム・スンウ、コン・ヒョジン

【ストーリー】隠密裏に南北共同で開発された核弾頭がアメリカの知るところとなり、圧力を受けた両国政府はそれをアメリカに引渡すことを決定する。これに不服の北朝鮮将校カン(キムスンウ)らはその核弾頭を盗み、開発者のスヨン(コンヒョジン)を人質に連れて北への逃亡を図る。追う韓国将校パク(ファンジョンミン)がまさに彼らを捕らえようとした時、接近した彗星の影響で一同は1572年にタイムスリップしてしまう。そこで一行が出会ったさえない男はのちの大将軍、イスンシン(パクチュンフン)だった。

【感想】まさにB級映画!突込み所満載!製作費を80億ウォンも費やした大作らしいですが、これがなんともチープな作りで、時代考証も科学監修も私がみてもわかるくらいお粗末です。村を襲う蛮族(女真族)の話す言葉ははじめは中国語だとわからなかったほどだし、もちろん最後に登場する日本人は韓国映画でお馴染みのなんちゃって日本人でした。80億ウォンもあったのならなんで日本人役者を雇わなかったんでしょうね。その分、多くの予算を費やし撮影に丸1ヶ月半をかけたというラストの戦闘シーンは白兵戦ということもあって結構生々しい。それが延々と続くので苦手な方にはちとつらいでしょう。ストーリーはのちに英雄となるイスンシン(李舜臣)の成長物語なのですが、その過程がうまく描けてません。朝鮮人参の密売やこそ泥をしている姑息な男がどう転んだら大勢の人心を掌握して人の上に立つようになるのよ。40歳を過ぎたパクチュンフンが28歳のイスンシンを演じているのも違和感がありました。そう、パクチュンフン、ファンジョンミンといった演技派の役者を揃えておきながら、彼らの演技力の高さが全然伝わってこないんですよね。キムスンウも相変わらずの演技だしなぁ。コンヒョジンに至っては、別に彼女じゃなくても、と思いました。コメディというにはギャグの切れが悪いし、人間ドラマというには心に響くものがない。だからそれを期待するとズッコケちゃいますので、ここはB級映画と割り切って突込みを楽しむのがいいでしょう。

【なあご的おすすめ度】 ★☆

                    (Special Thanks to M)
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by nakaenoguchi | 2006-09-18 00:25 | 168.天軍
「4月の雪」ディレクターズカット
2週間限定で六本木ヒルズのTOHOシネマズ(東京地区)で公開されている「4月の雪」ディレクターズカット(DC)を観て来ました。
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ディレクターズカットは未公開シーン約30分を含む147分のロングバージョン。短いながらもヨン様からのメッセージもありました。

この上映、スケジュールがヨン様“家族”の主婦の方を想定しているのか、昼間と夜遅くの上映しかなく、私は仕方なく夜の回をみたのですが、終了が23:25。エンドロールを観終わる前に駅にダッシュしたので、かろうじて終バスには間に合いました。そんな遅くの上映なのに客席はほぼ満席。この回の後、24:00からの上映もあったし、もちろん他の作品も深夜上映されていました。こんな遅くでも人が集まる六本木ってすごいなぁ。

この作品の日本公開の時、私は海外に居たので、私は帰国してからDVDをレンタルして観ただけでした。大画面で観ると印象も変わるかなと思っていたのですが、ほぼ同じでした。やはり暗い。しかも今回のバージョンは長い。途中で2度気を失いました(笑)。1度観ただけなので前のバージョンにプラスされているシーンがどれかはよくわからなかったのですが、明らかな違いはラスト。ちょっとだけ明るく希望が持てそうな結末になっています。

この作品、来週金曜日までの上映です。前売りを持ってる方は六本木ヒルズに急いで!
<追伸>2週間の期間限定公開だったはずですが、少なくとも29日までは六本木で上映されているようですね。その先はわかりませんが。
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by nakaenoguchi | 2006-09-16 11:43 | 韓国映画の話題
「トンマッコル」2度目
「トンマッコルへようこそ」の2度目の試写会に行ってきました。
やはり大きなスクリーンと整った音響設備で観ると違いますねぇ。初めてこの作品の韓国版DVDをポータブルDVDプレイヤーのちっこい画面でみた時とは段違いの感動でした。特にリビューでも言及したポップコーンとイノシシのシーン。監督の映像クリエーターとしての才能に驚かされます。CGばかりではなく、トンマッコル周辺の景色も素晴らしいし、爆撃シーンも本物の火薬を使ってて迫力がありました。久石譲の音楽もいい。
老若男女だれにでもおすすめできる作品です。
よーし、おすすめ度を上げちゃおう。
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by nakaenoguchi | 2006-09-13 12:38 | 韓国映画の話題
ハリウッド版「イルマーレ」
昨晩、「イルマーレ」(ハリウッド版、キアヌリーブス・サンドラブロック主演)を観ました。

ある着メロサイト主催の試写会だったのですが、携帯電話で応募し、当選通知が来てそれに返事をして仮入場券が届いたのちに、当日会場に提示してある暗証番号を入力して本入場券が発行される、というiモードをほとんど使ったことがない私にとってはかなり複雑なステップを踏んだ後の入場でした。
上映前にはおねぇちゃん方が登場し、その着メロサイトの宣伝やプレゼントとして配る商品の宣伝(缶コーヒー、グミキャンディ、プリッツ、健康飲料、携帯ストラップ、団扇など)が延々と続き、訳のわからないイメージビデオまで見せられて、本編上映まで30分以上かかりました。こんな試写会初めて。笑えました。
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で、作品の感想ですが、全体的には“無難なデートムービー”といったところです。設定・ストーリーがオリジナルとはかなり異なっていますので、別作品として観たほうがいいかもしれません。男性主人公アレックスは建築家、女性主人公のケイトは女医で、2人とも社会人としての基盤をすでに持っています。設定年齢もオリジナルよりもかなり上(多分30歳前後)。アレックスの弟やケイトの母、同僚など、登場人物が増えている分、主人公2人の心の描写は浅くなってしまった気がします。オリジナルでは都会に暮らす若者の孤独感がよく表現され、それによって2人が心を近づけていく過程が繊細に描かれていましたが、ハリウッド版ではこの辺が物足りなく感じたのでした。
あの家が「レイクハウス」(The Lake Houseがハリウッド版の原題)という名前なのに、邦題を「イルマーレ」にしたのが不思議だったのですが(だって湖上であって海上じゃないし)イルマーレは2人が待ち合わせをするレストランの名前でした。何ヶ月も前から予約をしないと入れないレストランで明日待ち合わせをするという設定はちょっとオシャレですね。古い建物が多く残るシカゴを舞台にしたことも良かったと思います。でもシカゴの冬はあんなもんじゃないぞぉ。ミシガン湖は凍りつき、そこを渡ってくる風は耳がちぎれるくらい冷たいんです。けど作品中はその寒さを含めて四季の移り変わりや自然の美しさの描写は映像としてイマイチでしたねぇ。
ラストも異なります。オリジナルは余韻を残した終わり方でで、「オチをここに持ってくるかぁ」という驚きがありましたが、ハリウッド版はストレートです。この点とてもアメリカらしいと感じました。
先入観を持たずに観れば、ロマンチックが恋しくなる秋のデートムービーとしてはまずまずの出来かな。でもオリジナルには遠く及びません。評価するなら★★☆ってところです。

オリジナルではコーラという名前だったワンちゃんはジャックという名前の中型犬になってました。
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by nakaenoguchi | 2006-09-11 23:11 | 韓国映画の話題
「スーパースターカムサヨン」初日
本日、「スーパースターカムサヨン」の初日、主演のイボムス氏舞台挨拶付きに行ってまいりました。当日の朝、シネマート六本木には整理券を求めての長蛇の列が出来ていました。
まずは本編上映。これはすでにDVDで鑑賞済。日本語字幕が付いても印象が変わったところはありませんでした。「YMCA野球団」「クァンシクの弟クァンテ」のキムヒョンソク監督の出演が確認できました。監督は野球が好きで、次回作もまた野球を題材にした作品らしいのですが、そんな関係でこの作品にもカメオ出演していたのでした。えっ、どこって?球団選手が集まるパーティで赤いユニフォームを着てました(つまり他球団の選手役ね)。
そしてお待ちかねのイボムス氏の舞台挨拶。生でみる彼は思ったよりも小柄で、思ったとおり茶目っ気たっぷりでした。今回、先着300名に水色のハンドタオル(ハンカチ)を配っていたのですが、同じものを取り出して早実の斎藤佑樹投手のように汗を拭くしぐさをしたのに一同爆笑でした。
舞台挨拶は例のごとく一般人写真撮影禁止で、そうなるとレポートに写真が載せられないので、イボムス氏を出待ちして写真を撮りました。車の窓を降ろして微笑んでくれたサービス精神旺盛の彼に感謝です。
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                    (Special Thanks to S & M)
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by nakaenoguchi | 2006-09-09 21:00 | 韓国映画の話題
韓国映画リビュー その167 「トンマッコルへようこそ」
b0038222_21514053.jpgリビューその167は10月28日公開予定の「トンマッコルへようこそ」です。韓国では2005年に800万人を動員しました。8月29日に監督&主要キャストが来日して、関連記事がどんどんUPしてきましたね。

トンマッコルへようこそ
2005年作品
監督:パク・クァンヒョン
出演:チョン・ジェヨン、シン・ハギュン、
    カン・ヘジョン

【ストーリー】連合軍の参戦で朝鮮戦争が激しさを増す中、山奥にある小さな村トンマッコルに、敗走する人民軍兵士3人(チョンジェヨン、イムハリョン、リュドクァン)がやってくる。そこで軍を離脱した国軍兵士2人(シンハギュン、ソジェギョン)と鉢合わせ。村民も巻き込んで緊張状態が続く。間の悪いことに村には飛行機墜落で負傷した米軍将校スミスもいた。人民軍兵士の持つ手榴弾が村の穀物倉庫で炸裂し、貯蔵してあったトウモロコシがすべてだめになってしまう。お詫びに兵士たちは村人の農作業を手伝うようになる。平和な村で人々のやさしさに触れ、兵士たちのギスギスした心は和んでいくのだった。

【感想】2002年に上演されたチャンジンの舞台を映画化した作品。チャンジンお得意の笑いや群像劇ストーリーはそのままで、雄大な景色とセットをバックにしたスケールの大きな作品に仕上がっています。ポップコーンが弾けるシーンや巨大イノシシと格闘するシーンなど、CGとスローモーションを使ってポップに仕上げてあるところが今風で、いかにもCM出身のパク・クァンヒョン監督らしい。朝鮮戦争を題材にした作品は概して重くて暗いのですが、この作品はそれをファンタジックで心温まるストーリーにし重さを感じさせないところが素晴らしい。それでいてラストシーンは何度観ても泣けます。戦争の空しさや命の尊さを痛感させられるので、平和教育の教材としてはもってこいかもしれません(笑)。群像劇ですが、話の軸は人民軍将校役のチョンジェヨンと心に傷をもつ国軍兵士役のシンハギュン。どちらも素晴らしい演技です。特にチョンジェヨンは最近ダサい役が続いていたので、その風格ある姿に惚れ直しました。純粋無垢さの象徴である知恵遅れの少女ヨイルを演じたカンヘジョンも大鐘賞や青龍賞など助演女優賞を総なめしただけのことはあります。それにその他の役者たちが素晴らしいアンサンブルを奏でています。スミスはイマイチだったけど(笑)。
とにかく、老若男女だれもが楽しめる作品だと思いますので、一度スクリーンで(これは大きなスクリーンで観てほしい)ご覧になってみて下さい。

【なあご的おすすめ度】 ★★★★
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by nakaenoguchi | 2006-09-07 21:52 | 167.トンマッコルへようこそ


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韓国演劇
韓国映画に関係ない話題&伝言板
1.人魚姫
2.菊花の香り
3.氷雨
4.星
5.オー!マイDJ
6.サプライズ
7.火星からの手紙
8.幼い新婦
9....ing
10.オーバーザレインボー
11.接続
12.誰にでも秘密はある
13.知り合いの女
14.インディアンサマー
15.ドクターポン
16.日が西から昇るなら
17.ガン&トークス
18.ハッピーエンド
19.TUBE
20.フーアーユー
21.約束
22.彼女を信じないで下さい
23.僕の彼女を紹介します
24.家門の栄光
25.英語完全征服
26.シングルス
27.手紙
28.カル
29.あいつはカッコよかった
30.ホン班長
31.風の伝説
32.大韓民国憲法第一条
33.20のアイデンティティ
34.風のファイター
35.Sダイアリー
36.オオカミの誘惑
37.花咲く春が来れば
38.大統領の理髪師
39.オールドボーイ
40.犯罪の再構成
41.いい人がいたら紹介
42.ピアノを弾く大統領
43.情事
44.バス、停留所
45.爆裂野球団
46.ワイルドカード
47.頭師父一体
48.ワニとジュナ
49.チュノミョンベーカリー
50.千年湖
51.懺悔
52.鳥肌
53.頑張れグムスン
54.箪笥
55.春夏秋冬そして春
56.男の香り
57.達磨よ、遊ぼう
58.リザレクション
59.霊
60.花嫁はギャングスター2
61.チャグィモ
62.アイアン・パーム
63.バンジージャンプをする
64.同い年の家庭教師
65.マルジュク通り残酷史
66.春香伝
67.口笛姫
68.ゴースト・タクシー
69.風林高
70.悪い男
71.欲望
72.ひとまず走れ
73.阿羅漢
74.鏡の中へ
75.魚座
76.サマリア
77.神父修行
78.シシルリ2Km
79.空き家
80.ドンテルパパ
81.私の彼のロマンス
82.回し蹴り
83.フェイス
84.R-ポイント
85.カム・サヨン
86.幽霊が住む
87.八月のクリスマス
88.イルマーレ
89.猟奇的な彼女
90.ラブストーリー
91.ホワイトバレンタイン
92.君の中のブルー
93.灼熱の屋上
未分類
94.ディープブルーナイト
95.下流人生
96.ナンバースリー
97.あの島に行きたい
98.女子高生、嫁に行く
99.あきれた男たち
100.Some
101.ドクターK
102.B型の彼氏
103.銀粧刀
104.光復節特赦
105.魔法の性
106.彼女を知らなければスパイ
107.サマータイム
108.スカーレットレター
109.ふざけるな
110.マラソン
111.黄山ヶ原
112.足長おじさん
113.達磨よ、ソウルへ行こう
114.男物語
115.マイブラザー
116.公共の敵2
117.潜伏勤務
118.美術館の隣の動物園
119.ダイバッド
120.ムーダン
121.地球を守れ!
122.シンソッキブルース
123.オー!ブラザース
124.その時、その人々
125.家族
126.蝶
127.江原道の力
128.ベサメムーチョ
129.恋愛の目的
130.若い男
131.葱をサクサク、卵をパカッ
132.夢精期
133.緑の椅子
134.4月の雪
135.ダンサーの純情
136.孤独がもがく時
137.受取人不明
138.公共の敵
139.送還日記
140.連理の枝
141.殺人の追憶
142.甘い人生
143.王の男
144.アガタ
145.南極日誌
146.シルミド
147.生産的活動・私の30回目の
148.Coma
149.ロマンス
150.デイジー
151.野獣と美女
152.インフルエンザ
153.夢中人
154.ショーショーショー
155.春の日のクマは好きですか?
156.私の結婚遠征記
157.How Does the Bli
158. The Eyes
159.美しき野獣
160.アンニョン、兄ちゃん
161.拍手する時に去れ
162.女、チョンヘ
163.Mr.主婦クイズ王
164.愛を逃す
165.怪物
166.波浪注意報
167.トンマッコルへようこそ
168.天軍
169.支離滅裂
170.コチョルのために
171. 愛してる、マルスンさん
172.多細胞少女
173.離れの客とお母さん
174.天下壮士マドンナ
175.私たちの幸せな時間
176.相棒
177.インシャラ
178.とかげ
179.Mr.ソクラテス
180.百万長者の初恋
181.ラブトーク
182.マパド
183.親知らず
184.恋愛、その耐え難き軽さ
185.情け容赦なし
186.師の恩
187. 恋愛術士
188.堤防伝説
189.海賊、ディスコ王になる
190.ホロビッツのために
191.シュロの木の森
192.美女はつらいの
193.オールドミスダイアリー
194.愛する時に話すこと
195.息子
196.ラジオスター
197.羽
198.韓半島
199.ハーブ
200.京義線
201.私の生涯で最も美しい1週間
202.Mr.ロビンの口説き方
203.肝っ玉家族
204.古い庭園
205.いかさま師
206.組暴の妻3
207.宿命
208.ワンスアポンアタイム
209.ララ・サンシャイン
210.角砂糖
211.今、愛している人と暮ら
212.走れ自転車
213.正しく生きよう
214.セブンデイズ
215.悲夢
216.ラジオデイズ
217.アンティーク
218.追撃者
219.その男の本198ページ
220.純情漫画
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