イマドキの韓国映画を一緒に楽しみましょう!
by なあご
【なあご的おすすめ度】
★:駄作。観る必要なし
★★:フツーにおすすめ
★★★:かなりおすすめ
★★★★:絶対見逃すな!
★★★★★:別格です
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ど、どうしよう!
ちゃんとしたリビューを書けそうもないので、ちょっとコメント。
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遅ればせながら、本日「青春漫画」を観てきました。
皆さんもうご存知だと思いますが、クォンサンウとキムハヌルのラブコメディ。それほど期待してた訳ではないのですが、これがなんと、

ぜんせん心に響かない!

クォンサンウのモムチャンバディにも、キムハヌルのはじけっぷりにも、イサンウのカッコよさにも名子役のパクチビン君の演技にも、甘酸っぱい恋のストーリーにも、

ぜーんぜん心を動かされませんでした。

印象的だったのはチョンギュス(クォンサンウのお父さん役)の演技だけ。ほとんど笑えなかったし、ホロリともしなかったなぁ。
で、観終った後に残ったのは眠気と、自分が全く感動できなかったことに対するど、どうしょう!という焦りの気持ちだけでした。だって酷評してしまった「波浪注意報」だってどこがだめだったか指摘できるのに、この作品はなんでこんなに感動できないか、主人公たちに感情移入ができないのか、自分でもわからないんだもん。
もしかしたら、私はクォンサンウもキムハヌルも苦手なの?(でも「同い年の家庭教師」は結構好きなのよね)。

まあ、映画は観た環境によって受ける印象も違ってくるので、最高のコンディションで(それこそクォンサンウの舞台挨拶付きで)観てたら違った感想だったのかも。

でも、こんなに感動できなかったのって、私だけ?
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by nakaenoguchi | 2006-08-30 22:57 | 韓国映画の話題
韓国映画リビュー その166 「波浪注意報」
b0038222_2119440.jpgリビューその166は先週末日本で公開になった「波浪注意報」です。

波浪注意報
(邦題:僕の、世界の中心は、君だ)


2005年作品
監督:チョン・ユンス
出演:チャ・テヒョン、ソン・ヘギョ

【ストーリー】スホ(チャテヒョン)は勉強も運動も大して得意でない普通の高校生。そんなスホが学校いちの美人で全男子生徒憧れの的であるスウン(ソンヘギョ)から告白を受ける。実はスウンは中学の頃からスホが好きだったのだ。はじめは戸惑うスホだが、次第に2人はお互いを大切に思うようになる。仲間と一緒に行くはずだった島への旅行に2人きりで出かけることになったスホとスウンはそこで幸せな時間を過ごす。ところが突然スウンが倒れてしまう。

【感想】ご存知「世界の中心で愛をさけぶ」の韓国リメイク版。主演は「猟奇的な彼女」のチャテヒョンとドラマ「秋の童話」「オールイン」のソンヘギョ。韓国ではソンヘギョのスクリーンデビューということで注目されましたが、封切り後あっという間に上映打ち切りになりました。私は東京シネマショー(試写会)で観たのですが、そんな大コケも納得できる出来でした。催涙メロなのに、とにかく泣けないんですよ。ストーリーに深みがない、つまり薄っぺらい感じがするんです。オリジナルの「セカチュー」はメインの回想シーンに現在のストーリーを絡めて奥行きを出していますが、韓国版は95%が高校生のシーン。それなら若くてフレッシュな役者をキャスティングしても良かったんじゃないかなぁ。ソンヘギョはまだしも30歳のチャテヒョンは高校生を演じるにはやっぱり無理があります。おじいちゃんの実らなかった初恋も泣かせの重要なポイントですが、韓国版ではおじいちゃんの職業を写真館から葬儀屋に変えており(これはこれで韓国らしいけど)、お葬式で初恋の相手の遺体を包むシーンが一番の泣かせどころなんでしょうが、ここでも泣けないんです。オリジナルで“しげじい”を演じた山崎務と韓国版のイスンジェとの演技の違いなのかなぁ。軍用列車で戦地に旅立つ彼を彼女が見送る駅での別れのシーンも「ラブストーリー(原題:クラッシック)」の真似にしか見えなくて泣けませんでした。設定変更により、ウエディングドレスを着て撮影するシーンも無くなって、ますます泣き所がないですねぇ。舞台となったコジュドの風景は、オリジナルの香川県とはまた別の美しさがあり、これは一見の価値あるかも。でも本当に泣きたい人は別の作品を選びましょう。チャテヒョンとソンヘギョのファン及び「セカチュー」の熱烈ファン以外にはおすすめしません。

【なあご的おすすめ度】 ★☆
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by nakaenoguchi | 2006-08-29 21:19 | 166.波浪注意報
NCW特別セミナー
シネマコリアの協賛企画として8月21日(月)に開催されたニューシネマワークショップ(NCW)の特別セミナー「日韓新時代を映画から探ろう!」。
シネマコリアにゲストとして登壇した監督・俳優が今度は“映画作り”について語ってくれました。平日の午後ということもあり、参加者はシネマコリアに比べてぐっと少なく20人ちょっと。参加できなかった方のためにレポートしますね。

第1部「新しい日韓コラボ映画のあり方」
ゲスト:キムソンホ監督、女優の杉野希妃さんと森透江さん、
スタッフの安藤大祐さん(オムニバス「まぶしい1日」の中の1編「宝島」)
司会:武藤起一氏(NCW主宰)

光復(日本からの独立)60周年ということで企画されたオムニバス映画「まぶしい1日」。40分程度の3つの中篇から構成されています。中篇で60年を描くのは難しいということで、「1日の出来事でペア(2人)のストーリーにする」というコンセプトの元、各編1000万ウォン(約120万円)の予算で製作されました。「宝島」は1週間の済州島でのロケがあったために500万ウォン予算オーバー。スタッフ・役者合わせて30人はすべてノーギャラで、その分食事を充実させたとか。済州島出身の在日が大阪近辺に多いので、大阪弁のシナリオも用意したが、実際に撮影に入ってみたらしっくりこなかったため、標準語になったとか。
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            (写真はキムソンホ監督)

主演の杉野さんがシネマコリアのティーチインで「初めてシナリオを読んだ時にちょっと古いと感じた」と言ってましたが、彼女は在日3世で、自身在日であることを隠したことが全くなかったので、そう感じたんだそうです。なるほど。
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        (写真左が杉野亜妃さん、右が森透江さん)

「宝島」はセリフが極端に少ないのでその点について監督に聞いたところ、「セリフではなく動作で表現したかった」とのこと。次回作としては、「黒い家」というホラー(原作貴志祐介、内野聖陽と大竹しのぶで映画化された作品かな?)のシナリオを執筆したそうです。

第2部「最前線の監督に聞く韓国映画の未来」
ゲスト:パクフンシク監督(「愛してる、マルスンさん」「人魚姫」)
司会:武藤起一氏(NCW主宰)

パクフンシク監督は大学時代に天文学の専攻したものの、数学や物理学が嫌いで、成績も思わしくなかったそうです。卒業後、韓国映画アカデミー(KAFA)に入学。合格者が辞退したためにビリで滑り込んだのだが、10人の同期のうち、映画監督として映画を撮っているのは今のところ監督1人だとのこと。KAFA卒業後はパクァンス監督の演出部で5年間ADとして働きます。その時に同じ演出部にいたホジノ監督から要請されて彼のデビュー作「8月のクリスマス」でファーストADを務めています。初監督作品「私には妻がいたらいいのに」(ソルギョング、チョンドヨン主演)の準備には1年半かけました。その後、同じチョンドヨン主演の「人魚姫」、それからムンソリ主演の「愛してる、マルスンさん」と市井に生きる普通の人々を描いた作品を発表しています。人物を生き生きと描くことに重点を置いているという監督の作品は、ドラマチックな設定や出来事はないのですが、ハートウォーミングという柱がピーンと通っていますね。それに丁寧にディテールを作りこんでいるのがわかります。
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「愛してる、マルスンさん」は製作費15億8000万ウォン、宣伝費用も含めた総製作費は27億8000万ウォンで、これは韓国映画の平均的な製作費の半分ほどです。主演のムンソリさんも通常のギャランティの半分で出演してくれたとか。撮影日数は55日でトータル4ヶ月。昨年11月に韓国で封切りされました。この作品もパクフンシク監督のこだわりがいっぱい詰まった作品です(そのうちちゃんとリビューします)。
次回作は3人の女性を主人公とした武侠映画(そのうち1人は座頭一のように盲目!)を計画中だとか。今まで普通の人々の生活を淡々と描いてきた監督がどのようなアクション映画を撮るか、いまから楽しみです。
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by nakaenoguchi | 2006-08-27 15:35 | 韓国映画の話題
怒涛の韓国映画ウィークス
金曜日で怒涛の韓国映画ウィークスが終わりました。
覚書として、この2週間に観た作品をリストアップします。

「トンマッコルにようこそ」 (東京シネマショー)
「サッドムービー」 (東京シネマショー)
「僕の、世界の中心は、君だ(原題:波浪注意報)」 (東京シネマショー)
「グエムル」X2回 (試写会)
「拍手する時に去れ」 (シネマコリア)
「もし、あなたなら2」 (シネマコリア)
「愛してる、マルスンさん」 (シネマコリア)
「まぶしい1日」 (シネマコリア)
「ケンカの技術」 (シネマコリア)
「Mr主婦クイズ王」 (シネマコリア)
「ショッキング・ファミリー」 (韓国インディペンデント映画)
「狂気の時間」など短編集 (韓国インディペンデント映画)
「肌」 (韓国インディペンデント映画)
「王の男」 (試写会)

文化院の「鉄人たち」上映会は行けなかったけど、あとはほぼ予定通り。
特に先週はほぼ毎日映画鑑賞だったので、金曜日にはヘロヘロでした。
今日は、久々に外出の予定がない週末が来た!と喜びいさんで、洗濯してアイロンかけて、部屋を掃除して、食料品の買出しにいって、お料理して・・・と溜まっていた家事をイッキにこなしました。チャングムも2週間ぶりに見られました。明日もリビューを書いて、韓国映画のDVD観て、GyaOで韓国ドラマも見るぞ!
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by nakaenoguchi | 2006-08-27 02:33 | 韓国映画の話題
「王の男」日本語字幕付き
昨晩、「王の男」の試写会に行ってきました。
この作品、字幕ナシでも感動できたのですが、日本語字幕が付くと、掛け合い漫才のような劇中のセリフやチャンセンとコンギルの会話など、細かいところまでわかって感激もひとしおでした。チャンセンのモノローグで彼の右唇にある傷の原因もわかりました(あの傷、気になってたんです)。そしてラストのチャンセンとコンギルの会話には思わず目頭が熱くなりました。風景や豪華絢爛な王宮シーンも美しい。カムウソンはやっぱりカッコイイし、イジュンギ君も美しく撮れてます。王様(チョンジニョン)はやっぱり貫禄ありますねぇ。そして今回印象に残ったのは王の側近を演じたチャンハンソンでした。3代の王に仕えた高級官吏の苦悩をよく表現していました。いやぁ、やっぱりいいですよ、この作品。
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気が付いたのは乗馬シーンでコンギルだけ軽早足(鐙に立つ-鞍に座るを繰り返す乗り方)だったこと。コンギルは庶民だから乗馬が上手くなくても違和感はないのですが、その後の乗馬シーンをみて、イジュンギ君、撮影が大変だったろうなぁと思いました。

「グエムル」のような重さもないので、誰が観ても楽しめるでしょう。お正月映画として公開予定。その前に東京国際映画祭で上映されます。主要キャストとイジュニク監督が来日するのを期待しましょう。

                     (Special Thanks to M)
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by nakaenoguchi | 2006-08-27 02:03 | 韓国映画の話題
シネマコリアちょっとだけ感想
シネマコリアですが、土日にイイノホールで6本の作品を鑑賞しました。個々の作品のリビューはボチボチUPするとして、ちょっとだけ感想を。

「拍手する時に去れ」
日本語字幕で鑑賞すると、あら不思議。かなりわかりやすかったです。解釈を観客に委ねているところがあると書きましたが、これだったらほぼ全員が同じ解釈をするでしょう。大画面で観たので感動も倍増。おすすめ度UPです。

「もし、あなたら2」
5話オムニバスのうち、リュスンワン監督の「男だったらわかるだろう」とチャンジン監督の「ありがたい人」が特に良かったです。前者は出演陣が私的に超豪華で、ラストのオチが抜群でした。後者はチャンジンらしい、風刺の中にも笑いと優しさが入った作品で、これもラストがいい。後の3作品も悪くないのですが、人権をストレートに出しているので娯楽作品として観るのはちと辛いかな。

「愛してる、マルスンさん」
パクフンシク監督のこだわりがいっぱい詰まったハートウォーミング作品です。そのこだわりをティーチインと、それから月曜日に行われたセミナーでたっぷり聞けたのがよかったです。

「まぶしい1日」
光復(日本からの開放)60周年ということで製作された3話オムニバス作品。企画性、つまり韓国と日本の関係を前向きにとらえている点が目新しく、評価できます。でも低予算で製作されたせいか、作りが少々荒い感じがしました。だから突っ込みどころも沢山あります。商業作品としては娯楽性、芸術性ともにイマイチですね。

「ケンカの技術」
同じアクションモノとしてどうしても「阿羅漢」と比べてしまうんですが、いまいちしっくりきません。チェヒもペクユンシクも頑張っているんですが。

「ミスター主婦クイズ王」
DVDで1人で観た時よりも笑えました。周りの観客につられました。ただ先が読めるストーリーにやっぱり目新しさはないですね。ハンソッキュの役づくりはそれでもすごいと思いました。

以上です。
会場で初めてお会いした方、久しぶりにお会いした方、一緒に飲んで色々お話した方、みなさん、ご一緒できてうれしかったです!!
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by nakaenoguchi | 2006-08-22 22:25 | 韓国映画の話題
「グエムル」試写会チケットプレゼント結果
「グエムル」試写会チケットプレゼントに多数応募いただきありがとうございました。5組10名の方に試写会チケットをプレゼントさせて頂きました。ゲットしたみなさん、どうぞ「グエムル」を楽しんできて下さい。
そしてお願いです。観たら「怪物」のリビューにコメントとして感想をお寄せ下さい。今回、私のチケットに加えて友達からもチケットを提供してもらいました。彼女たちへのフィードバックの意味もあるので(彼女たちはこのブログを閲覧してくれています)ぜひぜひコメントをお願いします。「面白くなかった」「重すぎた」という反対意見でもかまいません。作品の感想は人によって違うのはあたりまえですから。色々な意見があったほうが、見ようかどうか迷っている人には参考になると思います。

シネコリで6本の韓国映画を観ましたが、感想はボチボチ書いてきます。明日もニューシネマワークショップと韓国インディペンデント映画祭に行ってきます。今週、体力が続くかちょっと不安です(笑)。自分にエール。ファイティン!
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by nakaenoguchi | 2006-08-20 23:42 | 韓国映画に関係ない話題&伝言板
「グエムル」試写会チケットプレゼント
昨日リビューをUPした「グエムル 漢江の怪物」ですが、試写会に応募しまくったせいか、チケットが余っています。以下の試写会ご招待チケット(1枚で2名入場可)を差し上げます。ただし、期日がせまっていますので、今週末にイイノホールで開催されるシネマコリアに参加する、あるいはその時間にイイノホールに来てチケットの授受がそこでできる方に限定させていただきます。ご希望の方はこの投稿に非公開コメントとして、①名前(ハンドル名も)、②メールアドレス、③携帯電話番号、④希望される日と会場名(21日のなかのZEROあるいは22日のヤクルトホール)、をお知らせ下さい。締め切りは8月18日(金)の夜10:00までとし、当選者の方には同夜12:00までに授受の方法等についてのメールをお送りします。

8月21日(月) なかのZERO または 8月22日(火) 新橋ヤクルトホール
ともに18:00開場、18:30開映
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おすすめの韓国映画ですので(しかも超話題作)ですので、ふるってご応募下さい。

<追記>友人も余ったチケットをオファーしてくれるということなので、21日の分はまだ余裕があります。ほしい方は急いでお返事下さい!
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by nakaenoguchi | 2006-08-17 10:51 | 韓国映画の話題
韓国映画リビュー その165 「怪物」
b0038222_1401380.jpg久しぶりのリビューは、いよいよ9月2日に日本公開になる「怪物」です。韓国で興行記録を次々に塗り替える大ヒットとなっていますが、ポンジュノ監督作品が大好きなので、私もかなり期待してました。

怪物 (邦題:グエムル 漢江の怪物)
2006年作品
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、
    ペ・ドゥナ、コ・アソン

【ストーリー】漢江の川辺で売店を営むヒボン(ピョンヒボン)はいい歳して店番もろくに出来ない長男のカンドゥ(ソンガンホ)の不甲斐無さを心配しつつ、その娘のヒョンソ、次男のナミル(パクヘイル)、長女のナムジュ(ペドゥナ)と平穏な日々を送っていた。ところが漢江から突如現れ人々を次々と襲った謎の怪物にヒョンソが連れ去られてしまう。斎場で悲しみにくれる一家。その怪物が新種のウイルスの宿主(ホスト)であることがわかり、一家は病院に隔離される。ところがその晩、カンドゥの携帯電話にヒョンソからの連絡が入る。彼らの話を信じないお役人に頼るのをあきらめて、一家は病院を抜け出して自らヒョンソの救出に向かう。

【感想】一言でいうと、とてもポンジュノ監督らしい作品です。そのこだわった映像にウーンとうなりました。怪物は今までみたどの怪獣とも異なり、十分に恐ろしく十分におぞましく、そして動きがほんの少しだけコミカル。よくもまあ、こんな特異な怪物を作り出したものです。落ち着いた色調(決して晴天に雨を降らせてません)や質感が出ているCG、物悲しいトランペットの響きが印象的な主題曲など、全てがストーリーを引き立てています。そのストーリーは胸にズシンと響くシリアスなもの。ですが所々に笑いが挿入されていてそれが息抜きになっています。怪物モノといってもテーマは家族愛です。ヒョンソを思う家族の気持ちがひしひしと伝わります。「新しいジャンルの作品なので、出演者は慣れている人たちを選んだ」とポンジュノが言っていたように、ポンジュノ作品常連の役者たちが勢揃いしていて、彼らがみんなキャラをしっかりと消化して役を作りこんでいるのが素晴らしい。ソンガンホはぐうたらだけど娘を思う気持ちはだれにも負けない父親カンドゥを素晴らしい演技力で表現していますし、大学で学生運動に手を染め、口だけ達者ですぐキレるナミルをしっかり消化しているパクヘイルも素晴らしい。もちろん、ピョンヒボンもペドゥナもコアソンもいい。そして、斎場に黄色の防護服をまとってやってきて当を得ない説明をする役人のキムレハ、「暇だからつきあうか」と言ってナミルに手を貸すホームレスのユンジェムンの演技は小技が効いていて笑えます。
ただ、思ったよりも重いストーリーだし(最後に希望はありますが)、怪物がグロテスクなので、日本の怪獣映画のようなスカッとする内容を期待しないようがいいでしょう。日本で万人ウケを狙うのは厳しいかな。でもポンジュノのこだわりの映像をぜひご覧になってみてください。スルメのように観るたびに良さがわかる作品なので1度ダメでも時間を置いて再トライしてみて下さい。

【なあご的おすすめ度】 ★★★★★

【おまけ】下水溝を徘徊するホームレスの兄弟が冒頭にも登場します。売店でお菓子をくすねようとするのが弟くんです。つまり、売店でのカンドゥ(ソンガンホ)と弟くんのシーンで物語が始まり、同じく売店での2人のシーンで終わるんです。それから、カンドゥがヒョンソと間違えて手をひくおさげ髪でメガネの女の子も冒頭に登場します。居眠りしていたカンドゥが「アッパー」との声に「ヒョンソや?」と体を起こすが別の少女が前を横切る、というシーンです。ここでもカンドゥは彼女を自分の娘と間違うんですね。ポンジュノ監督、細かいところまで凝ってますすよね。
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by nakaenoguchi | 2006-08-16 14:00 | 165.怪物
ブログの更新が滞ります
通勤を伴う仕事をするのは久しぶりで、帰宅後はぐったりしてしまうためにブログを更新する時間が取れません。リビューを書くのも時間がかりますし、情報の収集ができないのでリビュー以外の投稿も満足にできません。
そしてそして、明日からは怒涛の韓国映画週間!トーキョーシネマショー、韓国文化院の上映会、シネマコリア、韓国インディペンデント映画祭、さらには「青春漫画」の封切りと、14日間で14本の韓国映画をスクリーンで鑑賞する予定です。
もちろん週末もそれでつぶれてしまうので、ブログの更新がしばらく滞ります。リビューはぼちぼちUPしますので、待っててね。
同じ会場で韓国映画をご覧になる方、会場でお会いしましょう。
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by nakaenoguchi | 2006-08-11 19:09 | 韓国映画に関係ない話題&伝言板


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58.リザレクション
59.霊
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61.チャグィモ
62.アイアン・パーム
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64.同い年の家庭教師
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138.公共の敵
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144.アガタ
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161.拍手する時に去れ
162.女、チョンヘ
163.Mr.主婦クイズ王
164.愛を逃す
165.怪物
166.波浪注意報
167.トンマッコルへようこそ
168.天軍
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