イマドキの韓国映画を一緒に楽しみましょう!
by なあご
【なあご的おすすめ度】
★:駄作。観る必要なし
★★:フツーにおすすめ
★★★:かなりおすすめ
★★★★:絶対見逃すな!
★★★★★:別格です
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韓国映画リビュー その160 「アンニョン、兄ちゃん」
b0038222_23141050.jpgリビューの160本目は7月15日からシャンテシネ他でロードショウされる「奇跡の夏」です。

アンニョン、兄ちゃん(邦題:奇跡の夏)
2005年作品
監督:イム・テヒョン
出演:パク・チビン、ペ・ジョンオク、
    パク・ウォンサン

【ストーリー】9歳のハニ(パクチビン)はワンパクでいたずら好き。彼の一番の仲良しはやさしくて頼りがいがある3歳年上の兄ハンビョル(ソテハン)だ。ところが、そのハンビョルが倒れ、病院で脳腫瘍と診断される。手術が終わり一旦は帰宅したハンビョルだが、闘病生活は続く。夏休みにどこにも連れて行ってもらえなかったハニはいたずらを咎める家族に反発し、腹いせに禁止されていた兄のタオルを使ってしまう。その晩、病状が急変して病院にかけこんだ家族を家で待つハニは自責の念に駆られる。結局ハンビョルは再入院になり、病室で同じ病気をもつウクと仲良くなる。ハニはお兄ちゃんをとられたようで面白くない。ついには病院でその不満を爆発させてしまう。

【感想】久しぶりに映画館で大泣きしました。ハンビョルの症状に気付かなかった自分を責める母親と父親、辛い闘病生活を続ける兄、彼を勇気付けようとする弟。序盤からもう涙モード全開です。ただ思ったよりベタに感じないのは、闘病によって引き起こされる家族内の軋みや経済的な困難など、他の難病モノでよく扱う問題をさらりと流してるからかもしれません。その代わりに同じ病気を持つ少年ウクとの友情ストーリーを加えています。そして奇跡の演出に仙人のような“ターザンおじさん”を登場させてファンタジックに仕上げてあるところもユニーク。結末も希望のあるもので、単なる難病モノというよりは、ハニの成長物語になっています。
パクチビン君は「家族」の時から注目していましたが、本作でも生活の変化に戸惑うハニを上手に演じて観客の涙を誘います。もちろんハンビョル役のソテハンも、ウク役のチェウヒョクも、お母さん役のペジョンオクも、ウクの母親役のオジヘもいい。そしてクセのある役を多く演じてきたパクウォンサンが演じる普通のお父さん、これがまたいいんだなぁ。とにかくよく出来た作品ですので、どうぞ1度ご覧になってみて下さい(個人的には吹き替え版より字幕版がおすすめです)。

【なあご的おすすめ度】 ★★★☆

【おまけ】6月26日の「奇跡の夏」特別試写会には主演のパクチビン君も登場しました。生で見るチビン君は普通の男の子でした。撮影で苦労したのは雨の中で自転車に乗るシーン、今回の来日で行きたいところはディズニーランドだそうです。原宿や渋谷じゃないところが子供っぽくていいですよね(笑)。
Cinema Topics Onlineに試写会の記事が載ってました。詳しくはこちら
シネトレにも記事が。

【おまけ2】パクチビン君、来日は2度目で前回は札幌でMVの撮影だったとか。そのMV、イスヨンの「花々は散り」は映画「鉄道員(ぽっぽや)」を撮影した雪の幌舞駅が舞台です。DaumのMVのページから歌手名이수영または曲名꽃들은지고で検索すれば見つかります。イジョンスも登場してます。
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by nakaenoguchi | 2006-06-30 23:14 | 160.アンニョン、兄ちゃん
劇団木花
私の韓国映画選択基準の1つが出演している役者です。といってもイケメンの韓流スターには目もくれず(笑)、演技の上手い役者に目が行きます。たとえワキで出演シーンが少なくても鮮やかな印象を残す、そんな俳優は後で調べてみると舞台出身の場合が多い。高い演技力は舞台で培ったものなんだと納得します。

韓国に劇団は数々あれど、劇団木花(モッカあるいはモクファ)は私のお気に入りの役者を数多く輩出しているところ。この劇団出身で今はスクリーンで活躍する役者を例に挙げると;

パクヨンギュ
 出演作多数。「アタックザガスステーション」「ライターを点けろ」
ファンジョンミン(♀)
 「地球を守れ」のスニ役、「拍手する時に去れ」の按摩役
チョンウォンジュン
 出演作多数。韓流ファンには「冬ソナ」の鬼教師役でお馴染み
ソンビョンホ
 出演作多数。韓流ファンには「美しき野獣」の敵役がわかりやすい?
キムウンス
 出演作多数。最近だと「その時その人々」のミン大佐が印象的
チョンウンピョ
 出演作多数。私が観た中では「幸せな葬儀屋」が一番重要な役でした
ソンジル
 「風林高」の飲み屋のオヤジ役でブレイク。今年「お客様は王だ」で
 初主演
パクヒスン
 この人については散々取り上げているので省略
ユヘジン
 通称ヒラメ男。「王の男」で大鐘賞助演賞ノミネート!
イムウォニ
 チャンジン&リュスンワン監督作品の常連。クドイ顔と演技でコメディ
 も悪役もこなす
チャンヨンナム
 「拍手する時に発て」の女捜査官役が印象的な女優
(この他、キムスロも一時期籍を置いてました)

ね、豪華でしょ。
この辺のことを新聞でも取り上げています。
「映画界を荒らす劇団木花パワー」

劇団木花レパートリーカンパニーは韓国小劇場の草分けと言われ、80年代から今日に至るまで常に韓国演劇界をリードしている劇団。主催者兼演出家兼作家のオソテク(呉泰錫)は韓国演劇界の父とよばれています。日本だと唐十郎やつかこうへいと言ったところでしょうか。
その劇団木花が代表作の1つである「ロミオとジュリエット」を引っさげて来日します。
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シェークスピアの名作を舞台を李朝時代に移して描くこの作品は、1995年に初演され、その後何度かの再演を経て、今年は日本公演の他、シェークスピアの本場ロンドンでの公演も予定されています。今回の来日公演は以下の3ヶ所7公演。

7月14日(金) 埼玉県富士見市キラリ☆ふじみ
7月16日(日)17日(祝) 東京両国のシアターX
7月21日(金)22日(土) 北九州芸術劇場
(詳細はこちら

ちょうど福岡アジア映画祭と入れ違いになってしまうのですが、私は博多から一足早く帰京して7月17日の公演を観る予定です。
言葉がネックで今まで韓国の舞台は観てなかったので、今回が初めての韓国演劇です。今から楽しみです。
どなたか行かれる人いらっしゃいます?

(注)上に挙げた役者たちは劇団の「出身者」で、忠武路でもベテラン・中堅として人気のある役者たちですから、今回の日本公演に来日する可能性はほとんどないと思います。今年ソウルで再演されたメンバーと同じだとすると、ロミオはキムビョンチョル(「R-ポイント」に出演)、ジュリエットはキムムンチョンという若手2人でしょう。
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by nakaenoguchi | 2006-06-25 21:45 | 韓国演劇
シネマコリアのラインナップ発表
夏のおたのしみ、シネマコリアのラインナップが発表になりました(詳しくはシネマコリア公式サイト)。
すでに公表されていた「まぶしい1日」のほかに、

「愛してるマルスンさん」
「Mr.主婦クイズ王」
「拍手する時に去れ」
「ケンカの技術」
「もしあなたなら2 5つの視線」
「けつわり」                 の6本。

シネマコリアらしいコメディ&ハートウォーミングな作品のオンパレードです。
「もしあなたなら2」はまだDVDが発売されていなくて、ぜひ観たかった作品です。うれしいなぁ。「マルスンさん」「クイズ王」「拍手」はすでにソフトを持ってますので、順次リビューをUPしますね。「ケンカの技術」は未見ですので、今回鑑賞できるのが楽しみです。「けつわり」は某掲示板にもたまにきてくれる安藤監督の作品。月曜日のニューシネマワークショップ(日韓映画人による特別セミナー)でお話を聞けるのかな。
今年のシネコリには「映画から始めよう! 日本と韓国の新しい“カンケイ”
─ 12人の監督と出会う夏 ─」というサブタイトルが付いています。この12人の監督が全て来日してくれてティーチインで観客とコミュニケーションする時間を持ってくれるんだとと嬉しいです。特にチャンジン監督!去年のみちのくミステリー映画祭で来日した際は、海外にいたのでお会いできなかったんですよね。ぜひぜひ今回お会いしたいです。もちろん、その他の監督にもぜひお会いしてお話をうかがいたいです。
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by nakaenoguchi | 2006-06-24 23:04 | 韓国映画の話題
ユンジェムン・ロングインタビュー
私のお気に入りの役者、ユンジェムン。日本での彼の知名度はゼロに等しいですが、韓国ではちょっとづつ人気が出てきました。今月は「卑劣な通り」、来月は「怪物」、再来月は「熱血男児」と3ヶ月連続で出演作が公開されます。
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そんな彼のロングインタビューがFILM2.0に掲載されました。タイトルは「憶えておくに値する名前、ユンジェムン」。演技の世界に入るきっかけや今まで出演した作品のエピソードなどを語っています(詳しくはこちら)。
眼光鋭くヤクザ役を演じることが多いユンジェムン、偶然に出会ったヤクザが彼のことを同業者だと信じて疑わなかったというエピソードは面白い。

ソルギョング主演の「熱血男児」の後には、イミヨン主演の「肩越しの恋人」(「…ing」のイオニ監督)で彼女の親友(イテラン扮)の夫役を演じます。その次はソンガンホ主演の「優雅な生活」(「恋愛の目的」のハンジェリム監督)でまたまたヤクザ役です。その合間に舞台にも立つという忙しさ。これからもますます彼から目がはなせません。
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日本でも「南極日誌」に続き「怪物(邦題:グエムル-漢江の怪物-)」が9月2日に、「君は僕の運命(邦題:ユア・マイ・サンシャイン)」がこの秋に公開されるので、お目にかかる機会があると思います。ご鑑賞の際はどうぞ、彼の“自然な演技”に注目してみて下さい。

<追加>Cine21にもインタビュー記事が載ってました。ご興味のある方はどうぞ。
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by nakaenoguchi | 2006-06-23 08:08 | 韓国映画の話題
ポンジュノ出演のCM
ちょっと前に韓国映画監督がCMにひっぱりだこという記事がありました(記事元はこちら)。
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まだ放送されていないイジュニク監督のものを除く3篇のうち、イムグォンテク監督とパクチャヌク監督のCMは見たのですが、ポンジュノ監督のCMにはなかなかあたりません。ポンジュノ監督は出たがりではないようで映画・ドラマはおろかバラエティなどにもあまり出演しません。カメオ出演した「血も涙もなく」が唯一私が見た彼の演技です。このCMを見るために、韓国のTV放送をつけっぱなしにしていたのですが、対象が若い人向けなのか昼間は流れないし、夜はワールドカップ中継でCMがなかなか入らないんです。で、どこかのサイトで見られないかと探したところ、やっと見つけました。

このCM、TUメディアというSKテレコムの子会社で、衛星DMB(デジタルメディアブロードキャスティングの略)というモバイル放送を提供する会社のものでした。ポンテギュ、ポンジュノ監督の他、チェミンシク、リュスンボム、パクチニ、イヒョヌ、ユンジョンシンなどが出演するこのCMのシリーズは、役者たちがギャラをスクリーンクォーター制度運動のために寄付したことでも話題になりました。TUのサイトでそのうちの何本かとメイキング&NGシーンが見られます。ポンジュノ監督、確かに演技はなかなかです。ちょっと太った気がするのは、「怪物」の撮影がタフだったからでしょうか。
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写真左上がポンジュノ監督&ポンテギュの「生中継」編、右上がリュスンボム&パクチニの「休息」編、左下がパクチニ&ポンテギュの「劇場」編(ポンジュノ監督もちらっと登場)、右下がチェミンシク&リュスンボムの「若さ」編です。
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by nakaenoguchi | 2006-06-21 13:14 | 韓国映画の話題
カムウソン7月に初来日!
「王の男」のプロモーションかと思ったら、さにあらず。化粧品会社のCM制作発表会でした。このCMについては、先月韓国のマスコミで報道されていましたね(記事はこちら)。今回の来日はCMで共演しているソンイェジンとも一緒です。
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化粧品購入者のうち100名を抽選でご招待だそうですが(詳しくはこちら)、このソープ、1個100gが5250円とけっこうなお値段。周りに使ったことある人がいないし、このイベントのためだけに購入するにはちと勇気が要りますねぇ。
このCMは2人が主演したドラマ「恋愛時代」を手がけたイエローフィルムが制作しています。だから今回の来日でも秋に日本で放送予定の「恋愛時代」のプロモも繰り広げられるのでしょう。
この化粧品会社、先日行われたファンシネのファンミも主催したんですね。このファンミ、定員600人だったそうですが、どれだけの人がS席15000円、A席10000円という料金を正規に払って参加したんでしょうか。確かにアンジェウクと共演したドラマ「天生縁分(邦題:ベストカップル)」が日本でも放送されていますが、今の韓流ブームを支える30~60代の女性にどれだけの人気があるのかなぁ。まさかファンシネファンの男性が殺到したってワケでもないよね。周りに参加した人がいないからわからないや。
同じイエローフィルム制作ということで、この化粧品会社のHPにはドラマ「フリーズ」(イソジン主演)のメイキングDVD発売の宣伝もあります(すごいなぁ、まだ韓国でさえ放送されていないドラマのメイキングDVDが日本で発売だよ)。なんてことない、この化粧品のプロモをイエローフィルムが全面的に請け負って、韓流を前面に出したキャンペーンを行ってるということですね。イエローフィルムには日本の資本が入っていると書きましたが(関連投稿はこちら)、韓流ブームを利用して色々なことをやってるんですね。
どうでもいいけど、カムウソンがお正月に公開される「王の男」のプロモか舞台挨拶でも来日してくれることを期待しています。イジュニク監督、チョンジニョン、イジュンギも一緒にね。角川ヘラルド、頑張れ!

<追記>発表会へのご招待について、HPには詳細が書いてないので、一応メールで問い合わせました。でも返事がまだない。こういうところもちょっとうさんくさいなぁ。話題作りが主目的って感じがしますねぇ。その割には他のマスコミはこの話題を取り上げてないですよね。うーん、なんなんでしょう。
<追記2>追加発表でエントリーセット10500円を購入した人のうち100名抽選でご招待だそうです。ソープだけじゃないのね。ますます応募がしにくくなるなぁ。
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by nakaenoguchi | 2006-06-19 14:09 | 韓国映画の話題
韓国映画リビュー その159 「美しき野獣」
b0038222_18243943.jpgマイナーな作品が続いて、「観てないからコメントできないよ」という声が聞こえてきそうなので、リビューの159本目は韓流ファンの多くが観てるだろう「美しき野獣」にしました(笑)。色々な人がすでにリビューや感想を書いてるので、それらとオーバーラップするのはご勘弁を。

美しき野獣(原題:野獣)
2006年作品
監督:キム・ソンス
出演:クォン・サンウ、ユ・ジテ

【ストーリー】ソウル警察の強力班(凶悪犯罪捜査班)のドヨン(クォンサンウ)は毎日タフに凶悪犯を追っている。猪突猛進型の彼は上層部の命令を無視して1人で突っ走ってしまうことも多く、職場では問題児とみなされていた。彼は自分で逮捕した義弟が出所後に入院中の母を訪ねた後、ドカン組に殺されたことを知り、その復讐を心に誓う。一方、ドカン組を影で操るユガンジン(ソンビョンホ)を脱税容疑で逮捕したもののその報復としてプサンに左遷されていたエリート検事のジヌ(ユジテ)は、任期を終えてソウルに戻ってくる。刑期を終えて出所したユガンジンは政界進出を目論んでおり、そんな彼を完全に叩きのめすべくジヌは捜査を開始する。別々にドカン組を追っていて現場で出会ったドヨンとジヌは、はじめはお互いを嫌っていたが、組撲滅のために協力して捜査に当たるようになる。

【感想】一本気な性格のために上層部と事あるごとに衝突するワイルドな刑事って韓国映画によくあるキャラで、だからこそ他と比べてしまうのですが、「公共の敵」のソルギョングや「ロマンス」のチョジェヒョンと比べると、クォンサンウは役の作り込みが足りない感じがしました。キレて暴れまわったり大声を張り上げたりするだけでは“野獣”のワイルドさを表現するには物足りない気がするんです。ドヨンにカンチョルジュン(「公共の敵」でソルギョングが演じた下っ端刑事)のような泥臭さや卑屈さ、不良さがあったら作品に深みが出たんですけどね。ユジテは抑えた演技がいいですね。ジヌが全く正反対のドヨンと出会い、段々と変化していく様子を繊細に表現しています。でも知的でクールな役ということで「オールドボーイ」とイメージが重なってしまったのが惜しい。映像は彼ら2人(特にクォンサンウ)の表情をアップを多用して追っています。アクションシーンはサンウファンにはたまらないでしょうが、私にはちょっと長すぎました。ラストは賛否両論でしょうが、私はあれでよかったと思います。そこがこの作品のキーといってもいい。だって大団円になったら「公共の敵2」と変わらないもんね。ただ、遊び(笑い)のないストレートなストーリーは韓国映画らしく情感たっぷりなんですけど、私にはちょっと重すぎる感じがしました。

【なあご的おすすめ度】 ★★

【余談】キムソンス監督ですが、「MUSA」「英語完全征服」のキムソンス監督とは別人です。短編映画で頭角を現し、パクチャヌク監督やソンイルゴン監督のアシスタントを務めた後に本作で長編デビューしました。どうもテイストが違うと思った。俳優にも同名の人がいますよね。ああ、紛らわしい。
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by nakaenoguchi | 2006-06-18 18:36 | 159.美しき野獣
韓国女性監督映画の夕べ
b0038222_2533562.jpg世田谷文化生活情報センターのイベント、韓国女性監督映画の夕べ(昨晩はイムスルレ監督を招いて「韓国発 映画をつくる女たち」の上映とトーク)に行ってきました。
この映画は韓国で映画製作にたずさわる女性へのインタビューで構成されたドキュメンタリーで、2001年製作。男女平等とは言いがたい韓国映画界で苦労して映画を製作してきた女性たちの生の声が聞けます。ただドラマチックな筋立てがあるわけではないので、娯楽としてみるにはちとツライかな。登場する21人の韓国女性映画人を全て知っていたら、それなりに面白いのかもしれませんが、私は半分も知らなかったので。ただ、記録映画として価値がある作品だと思います。そう度々上映するワケではないでしょうから今回鑑賞できてよかったです。
上映後、イムスルレ監督が登場。映像作家の山上千恵子氏が聞き手になって監督とトークをくりひろげ、その後に質問コーナーという構成でした。
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(写真左から、山上氏、通訳の尹春江氏、イム監督)

トークは女性差別のことなど、ちと硬い内容でした。まあ、お役所のイベントですからね。
そもそも往復ハガキでの応募だったこのイベント、定員に達しなかったのか締め切り後はメールでも受付してたし(わざわざこのために往復ハガキを買いにいったんだぞ!)、当日でもOKだったなんて、いかにもお役所らしい。でもイムスルレ監督をこのためだけに招聘するんだからすごいですよね。世田谷区ってやっぱお金持ちなんだ。
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by nakaenoguchi | 2006-06-18 08:10 | 韓国映画の話題
ユンジョンシンの歌声
「春の日のクマは好きですか?」を観てきました。
やはり日本語字幕が付いていると、笑いのツボがばっちりわかってより楽しめます。ドゥナちゃんはキュートで、オグァンノクやオムテウンもいいです。
4度目にしてわかったこと。リビューのコメントで「ラストの黒ローファーの靴がかわいかった」と書きましたが、あの時、ローファーの靴がアップになるのは、ドゥナちゃんがビンセントに会いに行くときに履いたハイヒールとのコントラストなんですね。ビンセントと会う時は背伸びして、ドンハと会う時はカジュアルスタイルでということなのね。えっ、みなさん気付いてたって?
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それから挿入歌であるユンジョンシンのバラードにうっとりでした。いい声ですよね。でも私はそこで彼の顔(↑の写真右)が浮かんで笑ってしまいました。さあさ、これからこの作品を観るみなさん、あの、ドンハがヒョンチェの寝顔を見つめるロマンチックなシーンでバラードが流れたら、彼の顔を思い浮かべましょう。一層楽しくなるはずですよ。あ、思い浮かべなくても、そのシーンのすぐ後で彼の顔がアップになります。この辺、意図的にそうしたのでしょう。知ってる人には笑える編集です。
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by nakaenoguchi | 2006-06-14 23:26 | 韓国映画の話題
韓国のTV中継
オリンピックやワールドカップは、日本ではTV局がコンソーシアムを作って放映権を獲得し、どの局がどの競技・試合を放送するかを抽選で決定します。今夜のワールドカップ日本-オーストラリア戦はNHKが放送します。でも韓国では3大放送局が全て同じ試合を同時に中継するんですね。ただでさえ地上波のチャンネルが少ないのに、どこを回しても同じ番組じゃ面白くないと思うんだけどなぁ。今夜はドラマもバラエティもお休み。3局ともアメリカ-チェコ戦とイタリア-ガーナ戦の中継です。日本戦の中継はなぜかありません。
職業柄、海外でオリンピック中継を見ることも多いのですが、どの国でも自国の選手が出場する試合を中心に放送するので、日本人はほとんど映りません。だからつまらない。韓国に住む日本人の皆さんはどうしているのでしょうか。北京のように、日本のBSが入る家庭も多いのかな。

<追記>実際はアメリカ-チェコ戦ではなくて日本-オーストラリア戦が放送されたんですね(ご指摘ありがとうございました)。視聴率は3局合わせて71%とか。でも人気番組の休止は変わりなく、それに疑問を投げかける視聴者も居たようですね。確かに別の番組を見たいという気持ちもわかる気がします。

「独占的なW杯放送に、“視聴者の観る権利”を主張」
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=59328
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by nakaenoguchi | 2006-06-12 21:21 | 韓国映画に関係ない話題&伝言板


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142.甘い人生
143.王の男
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145.南極日誌
146.シルミド
147.生産的活動・私の30回目の
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150.デイジー
151.野獣と美女
152.インフルエンザ
153.夢中人
154.ショーショーショー
155.春の日のクマは好きですか?
156.私の結婚遠征記
157.How Does the Bli
158. The Eyes
159.美しき野獣
160.アンニョン、兄ちゃん
161.拍手する時に去れ
162.女、チョンヘ
163.Mr.主婦クイズ王
164.愛を逃す
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166.波浪注意報
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168.天軍
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175.私たちの幸せな時間
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177.インシャラ
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179.Mr.ソクラテス
180.百万長者の初恋
181.ラブトーク
182.マパド
183.親知らず
184.恋愛、その耐え難き軽さ
185.情け容赦なし
186.師の恩
187. 恋愛術士
188.堤防伝説
189.海賊、ディスコ王になる
190.ホロビッツのために
191.シュロの木の森
192.美女はつらいの
193.オールドミスダイアリー
194.愛する時に話すこと
195.息子
196.ラジオスター
197.羽
198.韓半島
199.ハーブ
200.京義線
201.私の生涯で最も美しい1週間
202.Mr.ロビンの口説き方
203.肝っ玉家族
204.古い庭園
205.いかさま師
206.組暴の妻3
207.宿命
208.ワンスアポンアタイム
209.ララ・サンシャイン
210.角砂糖
211.今、愛している人と暮ら
212.走れ自転車
213.正しく生きよう
214.セブンデイズ
215.悲夢
216.ラジオデイズ
217.アンティーク
218.追撃者
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