シネマコリアですが、土日にイイノホールで6本の作品を鑑賞しました。個々の作品のリビューはボチボチUPするとして、ちょっとだけ感想を。
「拍手する時に去れ」
日本語字幕で鑑賞すると、あら不思議。かなりわかりやすかったです。解釈を観客に委ねているところがあると書きましたが、これだったらほぼ全員が同じ解釈をするでしょう。大画面で観たので感動も倍増。おすすめ度UPです。
「もし、あなたら2」
5話オムニバスのうち、リュスンワン監督の「男だったらわかるだろう」とチャンジン監督の「ありがたい人」が特に良かったです。前者は出演陣が私的に超豪華で、ラストのオチが抜群でした。後者はチャンジンらしい、風刺の中にも笑いと優しさが入った作品で、これもラストがいい。後の3作品も悪くないのですが、人権をストレートに出しているので娯楽作品として観るのはちと辛いかな。
「愛してる、マルスンさん」
パクフンシク監督のこだわりがいっぱい詰まったハートウォーミング作品です。そのこだわりをティーチインと、それから月曜日に行われたセミナーでたっぷり聞けたのがよかったです。
「まぶしい1日」
光復(日本からの開放)60周年ということで製作された3話オムニバス作品。企画性、つまり韓国と日本の関係を前向きにとらえている点が目新しく、評価できます。でも低予算で製作されたせいか、作りが少々荒い感じがしました。だから突っ込みどころも沢山あります。商業作品としては娯楽性、芸術性ともにイマイチですね。
「ケンカの技術」
同じアクションモノとしてどうしても「阿羅漢」と比べてしまうんですが、いまいちしっくりきません。チェヒもペクユンシクも頑張っているんですが。
「ミスター主婦クイズ王」
DVDで1人で観た時よりも笑えました。周りの観客につられました。ただ先が読めるストーリーにやっぱり目新しさはないですね。ハンソッキュの役づくりはそれでもすごいと思いました。
以上です。
会場で初めてお会いした方、久しぶりにお会いした方、一緒に飲んで色々お話した方、みなさん、ご一緒できてうれしかったです!!