映画の試写会やイベント上映に参加して気になるのが、一番良い場所にごっそり空いた招待席。韓流からみの上映会ではそれがかなり目立つ気がします。
ショートショートフィルムフェスティバルのセミナーにユジテが来た時は自由席だったのですが、かなりの数の席が関係者席の紙が貼ってあり、開始直前にスタッフが空いた席の紙をはがし始めるやいなや、観客がその席めがけて殺到し、それはそれはすごい争奪戦になりました。先週の木曜日の韓国文化院主催の「奇跡の夏」試写会は、河合文化庁長官をはじめお偉いさん方が多数来場。当日受付で座席指定という形にしたのは、招待客の参加人数が直前までわからないからだったとか。それでも来賓用に確保したと思われる特等席がかなり空いてました。まあ、これは無料のイベントだからいいけど。有料の上映会でチケットが完売しているにもかかわらず1番いい場所ががずらーっと空いていて、観客の顰蹙を買ってる時もありますよね。一般の人はちゃんとお金を払ってて、発売日に早起きしてチケぴに並んだ人もいますからね。
後援者や関係者用に席を確保しなければならないのはわかりますが、もう少し数の予測が出来ないのかしら。それに関係者だからといって必ずしも特等席を直前まで確保しておく必要はないと思うんですけど。先日の全州国際映画祭では、中央に関係者席が確保されている場合もありましたがそれでも数はわずかで、直前に来たマスコミや関係者に対しては予備として確保しておいた端の席を提供していたようでした。それが日本ではなんで出来ないのかな。だいいち、特等席がごそっと空いてたら、観客に対してはもちろん、マスコミに対してもすごく見栄えが悪いと思うんですけど。
みなさん、どう思います?