レポートの④はもちろん、キムテウ!
昨年2度も来日してくれたのに、私は彼に会えなくてすごく歯がゆい思いをしました。今度こそと思って全州に乗り込んだんですよ。幸いにもクロージングの「ドントルックバック」のチケットも手に入りました。
当日、キムテウの衣装は白のマオカラーのロングジャケットに黒のパンツ。すらりとした背とスレンダーなフィギュアはモデルのようでした。そして柔らかなキムテウ・スマイルを私達に投げかけてくれました(デジカメで撮影した動画がUPできないので、雑誌の写真を載せました)。
「ドントルックバック」はNHKアジアフィルムフェスティバルでお披露目された時よりも20分ほど短いバージョンでした。キムヘナの部分やキムテウの部分が数箇所カットになっていましたが、なによりも驚いたのはラストの3つのパートをつなぎ合わせる部分が完全になくなっていたこと。だから3話が完全に独立したオムニバスストーリーになっています。どちらがいいかは別にして、2つは別の作品として観たほうがよさそうです。内容はというと、「ホンサンス-(マイナス)過激なセックスシーン」と友人が評してましたが、私も同じ感想を持ちました。引き気味のフレームで長回しに撮影したショットはとてもホンサンス的です。わかりにくいというか、解釈を観客に委ねてる点もがあるところもホンサンス的だなぁと感じました。